ROLEX ANTIQUE MODEL > ROLEX SS/14K.ピンクゴールドエンジンターンドベゼルオイスターパーペチュアル「バブルバック」
ROLEX ANTIQUE MODEL > ROLEX ANTIQUE MODEL > ROLEX SS/14K.ピンクゴールドエンジンターンドベゼルオイスターパーペチュアル「バブルバック」
- ROLEX SS/14K.ピンクゴールドエンジンターンドベゼルオイスターパーペチュアル「バブルバック」
- Price 580,800
円(税込み)
- 商品に関しましてはお問合せ下さいClick here for contact us
-
-

- OMG No.10042
- モデルネームBUBBLE BACK
- Ref.3372
- Serial.57****
- ケースNo.
- 機械No.
- キャリバー9.75 N.A.
- 製造年代1947'S
- 材質SS/14K. P.G.ETベゼルオイスターケース
- ブレスレット
ベルト素材革
- ケースサイズφ32mm
- ダイヤルコンディション
- ピンクサテン仕上げブラックプリントアウターサークル+ミニッツドットプリントピンクリフレクチャー(鏡面光沢)仕上げバトン型インデックス+ローマ数字インデックスダイヤル ピンクゴールドスティックバトン型針
若干プリントの薄い箇所はありますが、当時のままのオリジナルコンディションです。
- ケースコンディション
- ベゼルエッジに摩耗は見られるがケース自体は厚みの残った良いコンディションです。
- ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ
アンティークウォッチの精度について
- キャリバー;9.75 N.A. 自動巻き
- トータルコンディション
- 1920年代に防水ケースの開発で優れた耐久性とムーブメント供給メーカー・エイグラー社との合併により安定的高精度の機械を得て、31年には高精度の自動巻き機構を送り出し不動の地位を築いたロレックス社は正にこれからの時計作りにおける将来を見据えた製造理念の構築とそのしっかりした開発のロードマップをスピーディーに進めたが故の事であったと思います。 こうした中で産まれたロレックス社の代表格のモデルの一つ、"バブルバック”と通称で呼ばれる最初期自動巻きモデルは何といっても今日のロレックス社の礎となったモデルです。 裏蓋側に自動巻き機構がある為に裏蓋が泡のようドーム状になっている事からこの呼び名で呼ばれるようになりました。 1930年代から1960年代まで製造(1960年代は恐らく残った部品が見つかれば少しづつ製造)されました。 このバブルバックは同社にとっても防水機構ケースに新しい自動巻き機能といった先見的な時計であった為、その順調な販売状況からいち早く世界戦略を整え、機構自体は変わることのないモデルに対して、ケースデザインにいち早くステンレスと金のコンビネーションを取り入れたり、文字盤のデザインを執拗なまで多様化した試みは、見事に世界中で高い評価を勝ち得る結果となりました。地域的な好みの違いやデザイン需要に即応した先進性は当時の時計製造の固定観念を覆すかのようなスピーディーな動きで時計製造を推し進めました。 今日コレクター泣かせとなっているその多様な種類はそのような背景でもたらされたものとなっております。
このモデルは1948年頃までのバブルバックの前期型モデルとなります。 ロレックス社の先進性の一つ、ステンレスとゴールドのコンビケースとなっており、特に組み合わせとしてピンクゴールドを採用し、またそのベゼルに少々重厚感を増すエンジンターンドベゼルを配し、よりスポーツ感を高めたデザインとなっております。 文字盤はケースのピンクゴールドに合わせた淡いピンク系をベースに外周にサークルラインを設け、その外側にミニッツマーカーを配し、インデックスはリフレクチャー(鏡面光沢)仕上げのバトン型と縦並びのローマ数字の組み合わせで、とてもバランスの良いデザインとなっております。針は文字盤デザインと相性の良いピンクゴールドのスティックバトン型針となっております。ロレックス社の文字盤は地域性を考慮したりデザインのバラエティーの多さは驚かされますが、どれをとっても文字盤と針のデザイン的バランスの良さを感じる豊富なデザインラインは当時文字盤デザインの重要性に重きを置いていた同社ならではが伺い知れます。
この時計は文字盤がプリントの薄くなった経年変化が見られますが、当時のままのオリジナルコンディションとなっております。ベゼルエッジに摩耗が見られますが、ケース自体は厚みの残った良い状態となっております。バブルバックの優れたデザイン性を感じさせる時計の一つと言えます。