JAEGER-LE COULTRE/IWC > LeCoultre 10K.G.F.レクタングラーケース「トリプルムーンカレンダー」
JAEGER-LE COULTRE/IWC > JAEGER-LE COULTRE > LeCoultre 10K.G.F.レクタングラーケース「トリプルムーンカレンダー」
- LeCoultre 10K.G.F.レクタングラーケース「トリプルムーンカレンダー」
- Price 495,000
円(税込み)
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- OMG No.9911
- モデルネームトリプルムーンカレンダー
- Ref.
- Serial.
- ケースNo.81*****
- 機械No.6*****
- キャリバー486/AW
- 製造年代1950'S
- 材質10K.ゴールドフィルドレクタングラーケース
- ブレスレット
ベルト素材12K.G.F.ジュビリーブレスレット
- ケースサイズφ24mm×40mm
- ダイヤルコンディション
- シルバーマットブラックプリントアウターブルーデイトマーカーダイヤル
ブルースチール剣型針 トライアングルレッドポイント日付表示針 12時側右小窓に月、左に曜日表示 6時側に月齢表示 全体に焼けが見られますが経年変化の味わいのあるとても良いオリジナルコンディションです。
- ケースコンディション
- ケースエッジに若干の摩耗箇所は見られますが、大きなダメージのないとても良いコンディションです。
- ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ
アンティークウォッチの精度について
- キャリバー;486/AW 17石 手巻き式
- トータルコンディション
- ルクルト社の時計製造の始まりは、ルクルト一族が興した小さな工房からのスタートでした。それは父が興した鉄工所から、息子のアントワーヌ・ルクルトが1833年に4人の従業員を従え創設するまで、オルゴール製造や金属加工を中心とした機械工作が中心の工房でした。その後ルクルト一族の功績により発展を遂げ、後にブレゲ工房出身のエドモンド・イエーガー氏が加わり格段に製造能力が向上して行きました。 最終的にはスイスで沢山の有名メーカーに時計の機械本体(エボーシュ)を供給する重要な役割を担う会社へと成長してゆきました。1900年代の初頭までパテックフィリップ社へのムーブメント(エボーシュ)供給、ヴァシュロンコンスタンタンへのエボーシュ供給と当時の有名時計メーカーには無くてはならない存在となっておりました。 ルクルト、ジャガールクルト、主にアメリカで売られたルクルトと少し紛らわしい変遷を遂げておりますが、簡単に説明するならば、ルクルトで始まり、E・イエーガー氏の参画によりJaeger Lecoultreとなり、それと並行してアメリカでルクルト商会(スイスとの資本関係ははっきり分かりませんが)が当時のアメリカの強い保護貿易下で半完成品としてアメリカに輸入し、組立比率は分かりませんが、現地組み立てされたのがルクルトと呼ばれています。恐らく輸入部品としてのケースも含めて関税が高かったスイス製品と、特に金ケースの関税が高かったのを受けて、ルクルト社はゴールドフィルド=金張りケースが多いのも特徴となっております。 このトリプルカレンダームーンフェイズはルクルト社を代表するモデルの一つといっても過言ではありません。月をまたぐと早送りが必要なファンクションはございますが(ケース側面部に月=MONTH、月齢、カレンダー早送りボタン)、当時の企画の中では角形のムーンフェイズは大変珍しく、もちろんデザインも洗練された定評のあるルクルト社ならではのとても良いデザインとなっております。 ブレスレットは他社製ですが、革ベルトに変更してお使いいただけます。文字盤の焼け、ケースエッジに金張り特有の摩耗箇所はありますが、全体に当時のままのとても良いアンティークテイストとなっております。