Chronograph& Military > HEUER SS2ピーススクエアケースオートマチックカレンダークロノグラフ「MONACO」
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- HEUER SS2ピーススクエアケースオートマチックカレンダークロノグラフ「MONACO」
- Price 1,210,000
円(税込み)
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- OMG No.9867
- モデルネームMONACO
- Ref.1533
- Serial.2*****
- ケースNo.
- 機械No.
- キャリバー15
- 製造年代1972'S
- 材質SS2ピーススクエアケース
- ブレスレット
ベルト素材SSフォルデッドリンクテーパードブレスレット
- ケースサイズφ40mm×45mm
- ダイヤルコンディション
- ブラックミラー(鏡面光沢)仕上げホワイトプリントアウター夜光ポインテッドアップライドバトン型インデックス”クロスヘアー”センコンドハンドダイヤル
とても良いオリジナルコンディションです。
- ケースコンディション
- 大きな傷の無いとても良いコンディションです。
- ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ
アンティークウォッチの精度について
- キャリバー;15 マイクロローター自動巻きキャリバー
- トータルコンディション
- 1960年代の終わりを迎える頃、時計業界にとっては大きな転換点の到来を迎えようとしていました。 それはそれまでのスイス時計業界を支えていた機械式時計から、電池でモーターを作動させ水晶振動子を組み込んだ電子回路で均一な時間の制御をするクォーツ(電池式)時計が主流になり替わっていくという製造メーカーとしての革命的大変革が起ころうとしていました。 いわゆるクォーツショックと呼ばれた機械式時計業界にとっての最大の危機であった訳です。 しかしスイス時計業界は、電池時計の精度の高さという意味での存在を認めるものの、決して機械時計を見限る事はしませんでした。 本来持っている伝統工芸としての機械時計の評価は、決して電池時計に浸食駆逐される物ではないというプライドが機械時計専門メーカーにはあったに違いありません。 結局大きな流れの影響はかなり受けたものの、一部で電池時計を製造しつつもあくまでも機械時計の製造を中心として大きなうねりを乗り越えていきました。 その様な中で、1970年代に入ると機械時計を更に進化させるうねりと、デザイン的な流れの中で、ケースの形を大胆なものにしたり、文字盤の装飾性をマルチカラーにしたりと今となってはその時代ならではの特徴的なものが産み出されて行きました。
このホイヤー社のモナコモデルも正にそうした中で生れたホイヤー社を代表するモデルの一つです。 1969年に最初のモデルが作られ、大型の四角を基調としたデザインと自動巻きのクロノグラフを具現化する為に、機械の極一部を使った小さいローターによる自動巻き(マイクロローター)システムをホイヤー社、ブライトリング社、ブューレン社、デュボイ・デ・デプラツ社共同出資で完成させました。 特にこのモデルを有名に知らしめたのは、スティーブマックィ―ンがル・マンの映画で着用した為、マックィ―ンのファンならずとも自動車レースファン、時計ファンの人々に大きなインパクトを与えました。 このモデルの特徴は奇抜な大型のケースと初めて搭載されたマイクロローター(自動巻き)のクロノグラフという点、それと何よりも沢山の文字盤の色を含めたデザインに特徴がありました。 このモデルは最後期のマイクロローター自動巻きキャリバー15搭載のオリジナルのブレスレット付きのとても良いコンディションとなっております。 *本体含めたブレスレット最長は19cmとなっております。