Cartier > Cartier/Jaeger LeCoultre 18K.ドライバーズモデル「Etrier」婦人用手巻き
- Cartier/Jaeger LeCoultre 18K.ドライバーズモデル「Etrier」婦人用手巻き
- Price 550,000
円(税込み)
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- OMG No.#9649
- モデルネームEtrier
- Ref.1670
- Serial.2****
- ケースNo.A 1******
- 機械No.1******
- キャリバーK840
- 製造年代1960'S
- 材質18K.レクタングラーケ^ス
- ブレスレット
ベルト素材革
- ケースサイズφ20mm×35.5mm
- ダイヤルコンディション
- ホワイトサテン仕上げブラックプリントローマ数字インデックスダイヤル ブルースチールバトン型針 文字盤12時側にCartier 6時側にJaeger LeCoultreのプリント
経年変化は見られますが当時のままのオリジナルコンディションです。
- ケースコンディション
- 使用傷はありますが、大きなダメージの無い良いコンディションです。
- ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ
アンティークウォッチの精度について
- キャリバー;K840 17石 手巻き式
- トータルコンディション
- カルティエ社の時計製造史の中で云いますと、1900年代の初頭にパリにエドモンド・イエーガー氏(ジャガールクルト社共同経営者の一人)とカルティエ社が共同出資で時計工房を開設し、ヨーロピアン・ウォッチアンドクロック社(E.W.&C.Co.)と命名し本格時計製造を開始しました。 それからパリが第二次世界大戦の傘下に組み込まれ、製造がままならなくなったのを機に徐々にそれまでのイエーガー氏との強い関係に因ってスイスのジャガールクルト社に時計製造を委ねていったのがほぼ1960年頃まで、その後1970年代に入りますと市場の著しい変化、また時計を取り巻く環境が電池式時計の出現により大きく変化し、当然カルティエ社も電池式クォーツ時計の販売も進めて行く事となり、それと同時にカルティエ社も時計に関していいますと少しコストを意識したムーブメント供給メーカーより機械を調達し、時計製造を続けていく事となりました。
この婦人用の手巻きモデルは一般的にはドライバーズモデルと呼ばれ、所謂運転中にも時計が見られるように目に近い腕の位置にずらして装着できるデザインとなっている事から由来した呼び名となっております。 ジャガールクルト社ではEtrierモデル、乗馬の足の鐙(あぶみ)に形状が似ているところからそのように呼ばれました。 それに関連しているかどうかは定かでは有りませんが、乗馬用品で有名なHERMES社もこのモデルは自社モデルとして多数販売しておりました。 前述しましたように1960年代に入りますと、カルティエ社の時計はほぼジャガールクルト社によって作られていました。 この時計もその頃のモデルで、カルティエとジャガールクルトのWネームが文字盤に入れられています。 両社のネームが入ってるものは珍しいと思われます。 文字盤に変色等多少の経年変化、ケースに使用傷は見られますがカルティエ社のモデルとしてはジャガールクルト社に依頼して製造した珍しい婦人用モデルとなります。